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名称決定!『総合診療医』

やっとです。長きに渡り『一般内科医』、『病院総合医』、『プライマリ・ケア医』など色々な呼称があったため、「で、結局何の専門科なの?」って状態が続いていた我々の分野ですが、平成24年12月26日に行われた厚生労働省の「専門医の在り方に関する検討会」(座長:高久文麿・日本医学会会長)において、19番目の基本領域の専門医として位置付ける総合的な診療能力を持つ医師を『総合診療医』とし、その専門医を『総合診療専門医』と呼ぶ方針でほぼ意見が一致しました(厚労省ホームページ)。

また、この検討会では『総合診療医』の“医師像”に関しても「頻度の高い疾病と障害、それらの予防、保健と福祉など、健康にかかわる幅広い問題について、わが国の医療体制の中で、適切な初期対応と必要に応じた継続医療を全人的に提供できる医師」と定義しています。今後の検討会で地域医療に対する『総合診療医』のあり方が追加される可能性はありますが、基本的にはこの定義が今後の日本における『総合診療医』の“医師像”であり、“専門性”になっていくと思われます。

その他、(1)「総合診療医」の専門医の養成プログラムは3年程度を基本に考え、2013年度に設置予定の専門医に関する第三者機関でプログラム作成の基準や研修施設の認定基準などを決定する、(2)「総合診療医」は2年の臨床研修を終えた医師が対象だが、臓器別の専門医が途中から「総合診療医」を目指す場合の養成プログラムは別途用意する、といった検討もされています。

以前もこのブログで書いた通り、日本の総合診療は40年近くの歴史があります(日本における総合診療の“ジレンマ”)。先人の先生方の努力により、ついにここまできました。・・・感無量です( ;∀;) そして、この流れは、きっと多くの患者様の幸福につながるはずです。

今年もこのブログにお付き合いいただいて有難うございました。みなさん良いお年を――

 

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