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介護保険・・・知っていますか?

最近めっきり更新が滞っています。・・・見捨てないでね(*_*;

 
さて、色々とお伝えしたいことはあるのですが、今回は2月15日当科の浅井教授がされた『介護保険』についてです。「介護保険知っていますか?」と聞かれると、自信を持って「知りません」と答えます(自信を持つところじゃないですが)。大学病院にいると、兎角忘れがちになりますが、本当の意味での“全人的医療”を行うためには、絶対に知っておく必要があります。

 
介護保険制度は、高齢化や核家族化の進展等により、要介護者を社会全体で支える新たな仕組みとして、ドイツの制度をモデルに2000年4月より導入されました。大きな柱は以下の3つです。
 
1. 自立支援…介護を要する高齢者の身の回りの世話をすることを超えて、高齢者の自立を支援することを理念とする
2. 利用者本位・・・利用者の選択により、多様な主体から保健医療サービス・福祉サービスを総合的に受けられる制度
3. 社会保険方式・・・給付と負担の関係が明確な社会保険方式を採用
 
保険者は市区町村、被保険者は65歳以上の第1号被保険者と40~64歳の第2号被保険者.給付の対象は第1号被保険者では原因に関らず要介護・要支援と認定された場合、第2号被保険者では加齢に関係した特定疾患により要介護・要支援と認定された場合とされています。

 
平成24年2月現在の支援金額は以下の通りです(カッコ内は自己負担額)。

 
要支援:61,500円(6,150円)
要介護1:165,800円(16,580円)
要介護2:194,800円(19,480円)
要介護3:267,500円(26,750円)
要介護4:306,000円(30,600円)
要介護5:358,300円(35,830円)

 
申請の手続きは本人、または家族が市役所・区役所の介護保険担当課に出向いて行います(代理申請可)。申請があってから、担当課の職員によるADLを中心とした基本調査が行われ、主治医意見書も参考にしながら認定されます。申請から認定までは一カ月以上必要になることがあり、さらに介護保険施設の正式な申し込みは要介護認定が降りてからになることは、覚えておかなければいけません

 
介護保険施設についても知っておきましょう。名前が似ていて紛らわしいですけど(・_・;)

 
施設は介護老人福祉施設(特養)介護老人保健施設(老健)介護療養型医療施設(療養型病院)の3種類です。いずれも、基本的には要介護認定で要介護1~5の方を対象にしていますが、それぞれの施設の目的により対象や入所期間に違いがあります。特養は、在宅での生活が困難な方が入所し、そこで生活していく施設です。したがって入所期間の制限もなく、できる限り本人のペースに合わせた介護を提供し、ゆったりと過ごせるような配慮がされています。入所費用は5~6万/月程度です。老健は、病状安定期にある方が介護やリハビリ、医療を受けながら、在宅生活に再び戻ることを目的に入所する施設です。入所に際しては、施設での健康管理が可能な状態かどうか判定会で協議を行い、3カ月ごとに利用継続の見直しを行います。おおむね1年程度の入所が可能で、入所費用は6~7万/月程度です。療養型病院は、積極的な治療はないものの経鼻経管チューブを使用するなど医学的管理が必要な方が、長期間入院して療養する施設です。特養や老健に比べると生活スペースは狭いものの、レクリエーションやリハビリもあり、医師や看護師などのスタッフも常勤しています。入所費用はちょっとお高く15~20万です。

 
う~ん。本当に知らないことだらけだなぁ。反省です(~_~;)ちなみに、以下の図は医療、介護、行政、地域の関りについて岐阜市のモデルを示します。当たり前のように行っている医療ですが、色々な人々に支えられてるんですね。

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